東京都立大学 人文学部 文学科 国文学専攻

                       
<< 専攻の内容 >>
 国文学専攻は、現在専任教員8名、助手2名が研究と教育に携わっている。一人ひとりのスタッフは、日本語学、日本語教育学、日本文学の広範な専門領域をカバーしつつ、それぞれ固有の研究領域を深めている。さらに、例年、学生院生の希望を勘案の上、非常勤講師を委託して、指導をお願いしている。

<< 教育・研究の内容 >>
 日本語学では、上代から現代にいたる日本語の史的研究、現代語を中心とした語彙論・意味論、フィールドワークによる方言学・実験設備を利用した音声学研究に力を入れている。さらに、敬語の使い方などを研究する社会言語学、日本語の教育法や日本語の教育教材の研究をする日本語教育学も特色のある研究を行っている。
 日本文学では、古典文学・近代文学ともに、最新の研究成果をふまえ、解釈・注釈能力の養成、文献資料の探索と考証、作品の表現構造の解明、文学理論、思潮の検討、従来の通念にとらわれれない文学史・精神史・表現史の構想など、包括的な視野に立つ研究や教育が行われている。
 これらの諸活動に、学生の自主的で自由な参加が求められている。


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