NO7.    12月 クリスマス



王   :おはよう。

林   :おはよう。今日はクリスマスだね。

      俺は彼女いないから寂しいクリスマスになるな。
 
       王君はいいね。あっ鈴木さんだよ!

王   :あっ奈々ちゃん。


鈴木  :あっ王君おはよー。はい、これクリスマスプレゼント、あげるよ。

王   :えっいいのこんないいものをもらって

そうだ、今日の夜、新宿駅に6時で大丈夫だよね。

鈴木  :ごめん今日友達と約束しちゃって、行けなくなったんだ。

王   :行けないんだ

おばさん:王君。

王   :おはようございます。

おばさん:王君いつも勉強がんばっているわね。

おばさんが特別にクリスマスプレゼントをあげるわ

王   :えっいいんですか。そんなよさそうなものいただいて

おばさん:あなたにだけ特別よ。

王   :ありがとうございます。

林   :おー王君。プレゼントはもらった?

王   :うん、奈々ちゃんからはこのチョコレートだけをもらって

  掃除のおばさんには、こんないいマフラーをいいただいたんだけどね




新しい単語


クリスマス
寂しい    
俺     
プレゼント   
新宿駅     
大丈夫         

くりすます 
さびしい
おれ
ぷれぜんと 
しんじゅくえき  
だいじょうぶ
行ける 
勉強       

特別に       
チョコレート

マフラー
いける
べんきょう
とくべつに
ちょこれーと
まふらー




文法説明

1、 これクリスマスプレゼント、あげるよ。 

 おばさんが特別にクリスマスプレゼントをあげるわ。
⇒「あげる」:「やる」の丁寧な言い方。

 ものの「与え手」を主語にした授受の言い方。ものの「与え手」は「わたし」、

 または「受け手」より心理的に「わたし」に近い人である。

A(与え手)  B(受け手)  物  あげる

 例:① は鈴木さんに本をあげました。○

   ② 鈴木さんは私に本をあげました。×

   ③ 私の弟は鈴木さんに本をあげました。○


2、えっいいのこんないいものをもらって⇒「もらう」:他から与えられて自分のものとする。

  ものの「受け手」を主語にした授受の言い方。ものの「受け手」は「わたし」、

  または「与えて」より心理的に「わたし」に近い人である。

   A(受け手)  B(与え手) から /  物  もらう

例: ① は友達にお土産をもらいました。○

     友達は私にお土産をもらいました。×

     友達は私の弟にお土産をもらいました。×


3.掃除のおばさんにはこんないいマフラーをいただいた⇒「いただく」は、「もらう」の謙譲語

「もらう」は与え手が受け手と対等以下の関係の時に用いる。一方、「頂く」は、与え手

 が受け手より目上
の場合に用いる。

 A(受け手)  B(与え手) から /  物  いただく

  例:① は弟に本をもらいました。○

          は弟に本をいただきました。×

          は先生に本をいただきました。○




              あげる
もらう
いただく