正誤 場所は各自調べてください。

『CD-ROM版 新潮文庫の100冊』の誤植等について、私の気づいた点をまとめました。

 CD-ROMから、テキストを取り出す方法に関するサイトは、たくさんありますが、取り出したテキストについて、扱っているサイトは、管見では見あたりません。

 何も、テキストの質について、評論しようというのではありません。研究などに個人的に使用する時でも、『CD-ROM版 新潮文庫の100冊』の誤植を訂正し、正しいデータを使いたいな、という目的のもと、このページを作りました。データに誤りはつきもの、このくらいの誤りは確率的にいっても大丈夫だい、という人は、無視して下さい。

 しかし、このページは、青空文庫(www.aozara.org.jp)の「むしとりあみ」ほど、厳密ではありません。底本との確認を行っているものもあれば、こりゃおかしいだろう、というカンのものもあります。各自の責任でつかってください。何せ、気づいたものをメモしておき、それをまとめたものですので……。

 これ以外の誤植をご存知の方は、メールにてお知らせいただけると幸いです

表記法は、以下のようになっています。作品は、メモの順です(たぶん私が読んだ順番です)。

著者『作品名』

誤→正


*宮本輝『錦繍』

・とが→ところが

・−と→ところ


*星新一『人民は弱し 官吏は強し』

・こんども農民や漁民も多く→ こんどは農民や漁民も多く

・大学へ進んて →大学へ進んで


*五木寛之『風にふかれて』

・よそとはかなり違った感じて→よそとはかなり違った感じで

・バイカル湖て釣った→バイカル湖で釣った

・これてウォットカを→これでウォットカを

・だが、その夏は半島の南側て→だが、その夏は半島の南側で

・信じられない迫力て→信じられない迫力で

・魂の相寄るところまて→魂の相寄るところまで

・遊べは遊ぶほど→遊べば遊ぶほど

・教書者→教育者

・カレリアの上地をソ連に→カレリアの土地をソ連に

・〈カレワフ〉に触発→〈カレワラ〉に触発

・私白身→私自身

・ガンリンのこと→ガソリンのこと

・烏→鳥

・それそれひどく違って→それぞれひどく違って

・彼女が事務所てチャーシューメン→彼女が事務所でチャーシューメン

・スノビズムて→スノビズムで

・青自転車て来ていた→青自転車で来ていた

・スタイルてある→スタイルである

・カンギイキヨシと呼んて→カンギイキヨシと呼んで

・l氏は言う→I氏は言う

・脱線しっぱなして→脱線しっぱなしで


*沢木耕太郎『一瞬の夏』

・アメリカに采て→アメリカに来て

・字土に頼んだ→宇土に頼んだ


*遠藤周作『沈黙』

・この重くるしい雨の昔→この重くるしい雨の音


石川達三『青春の蹉跌』

・行くおかねか→行くおかねが

・自分か何か→自分が何か


*藤原正彦『若き数学者のアメリカ』

・卒業疹後→?


*阿川弘之『山本五十六』

・網の口が聞いていた→網の口が開いていた


*三島由紀夫『金閣寺』

・三島山紀夫→三島由紀夫


*武者小路実篤『友情』

・たが→だが

・ばんやり→ぼんやり


*福永武彦『草の花』

・技は空気よりも→枝は空気よりも

・楢や粟や→楢や栗や

・医学生たから→医学生だから

・最も日木的な→最も日本的な

・自動章→自動車

・粟鼠→栗鼠


*山本有三『路傍の石』

・今度は前と万針を変えて→今度は前と方針を変えて


*田辺聖子『新源氏物語』

・薬湯なと→薬湯など


*泉鏡花『歌行燈・高野聖』

・とやっばり→とやっぱり


*モーム『月と6ペンス』

・心というやつは理性の知らない、。特別な→心というやつは理性の知らない、特別な


*伊藤左千夫『野菊の墓』

・母の心を静めるのか第一→母の心を静めるのが第一


*山本周五郎『さぶ』

・風のすきまじい咆哮→風のすさまじい咆哮

・はっきりきせる→はっきりさせる(二カ所)

・陽のさきない→陽のささない

・掲載きれた→掲載された


*曾野綾子『太郎物語』

・きりきり→ぎりぎり

・者え方→考え方

・父は言った→父は言った。

・レポート用祇→レポート用紙


*井上靖『あすなろ物語』

・うるきい→うるさい


*柳田国男『遠野物語』

・早稲田大字→早稲田大学


*石川淳『山桜』

・著→着


*石川淳『葦手』

・知れぬ女の声で、ごめん→知れぬ女の声で、「ごめん
以下は私のメモです。無視してください。

全脳型勉強法のすすめ

ベータ派→ベータ波

タテ社会の人間関係

郷土→郷士

特定分野.特定条件→特定分野・特定条件