2007年5月サイパン・テニアン言語調査



参加者:新井正人(博士前期課程)

5月30日にサイパンに入り、翌朝(5月31日)に船でティニアンに渡った。この日に、沖縄から南洋群島帰還者会のメンバーがティニアンを訪れていたので、彼らおよび戦前の日本語教育を受けたティニアン島民の聞き取り調査を行った。グアム大学のDirk Ballendorf教授、およびテニアン郷土研究家のDon Farrell氏とともに、戦前の日系島民を対象に当時の言語社会状況に関する聞き取り調査を行った。サイパンに戻ったとき、博物館で資料収集を行なった。

出張費の支出元:平成18年度科学研究費補助金( 基盤研究B )東アジア残留日本語と日本語諸方言との相関にかんする研究