2009年8月小笠原の旧島民調査

参加者：塚原 佑紀（首都大学東京・博士後期課程） 今村　圭介（首都大学東京・博士前期課程） 田中節子（首都大学東京・博士前期課程） 石坂真央（首都大学東京・博士前期課程） 石原 俊(明治学院大学・准教授） 石垣 篤(明治学院大学3年） 小坂 亘(明治学院大学3年） 森本賀代 (明治学院大学3年） グレッグ・ドボルザーク(東京大学学振特別研究員）

父島に住む様々な所属を持つ話者の言語調査を行うことができた。それはすなわち、八丈系の男性島民の大澤彰氏と田中隆三氏、八丈系の女性島民の金川美代氏、旧硫黄島民の田村照代氏、欧米系の家系に嫁いだ木村はま代氏である。これ以外に歴史的に意味の大きい墓地に関する聞き取り調査（協力者：大平京子氏）もできた。また、コミュニティへの還元として、ビジターセンターの展示物解説の英語版改訂に協力する打ち合わせができた。

出張費の支出元： 平成21年度科学研究費補助金（　基盤研究（C）） 「日本の複数の多言語コミュニティを比較する言語習得・言語接触の調査研究」