6. フリーマーケット (王君がやっているフリマに山田先生がジャケットを持って現れる。) 山田先生:おーっ! やってるねー。売れてるかい。 王 :(王君立ち上がって) アッ、山田先生、まあまあです。 山田先生:これ良かったら、売ってみない。古いけど…あげるよ。 王 :えっ、いいんですか。僕にくださるんですか。 山田先生:そう、もういらないんだ。 王 :ありがとうございます。 これ、格好いいからすぐ売れると思います。 山田先生:じゃ、がんばって。 王 :ありがとうございます。 (先生立ち去る、代わって林君現れる。) 林 :よっ!売れてるかい。 (王君が手に持っているジャケットを指して) それいいね〜、いくら? 王 :う〜ん、500円。今先生がくださったんだ。 林 :へー、俺買うよ。 王 :ありがとう。似合っているよ。 林 :ありがとう。 林 :これ、あげるよ、きっと売れるよ。 (自分のジャケットを脱いで、王君が手に持っているジャケットを着る。) 王 :えっ、僕にくれるの。でも売れるかな…?